くもり
2011年06月15日
ハードコンタクト:装用後数時間で見難くなるのは汚れでしょうか(No.140)
コンタクトレンズトラブルシューティングMailサービス(No.140)を(株)サンコンタクトレンズがお送りします。今回の内容は、「ハードコンタクトレンズ:装用後数時間で見難くなるのは汚れでしょうか」です。
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Q ハードコンタクトレンズ(HCL)で、装用後数時間で見難くなります。汚れでしょうか。検査では汚れはついていないと言われました。
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A HCLが装用後数時間で見えにくくなる場合、1)見つけにくい汚れがついている場合と、2)レンズの表面が乾燥してくもりガラスのようになりくもって見難くなる場合があります。2)の場合、汚れはついていないことがあります。あなたの眼とHCLを見ておりませんので、何とも言えませんが、もし雨の日や湿度の高い場所でくもりが少なければ、2)の可能性があります。乾燥によるくもりの場合、当社のHCLで先生の指示があれば、レンズ前面周辺部を削って薄くすると、涙がHCLの前面に廻りやすくなりくもりが改善することをよく経験します。削る対策以外には、A)コンタクトレンズ(CL)にたらしてそのままはめる、CL装着薬(しっとりフィット)の使用があり、B)しっとりケアマイルド(当社HCL用洗浄保存液)で充分洗ってから水道水ですすぎ、再度しっとりケアマイルドで指でレンズに馴染ませ、最後にこすらずにすすぎはめる方法も乾燥に良いです。
B)はコンディショニングと言っています。
汚れの場合の原因は、角膜の周辺部とHCLの縁のデザインが合っておらず、a)涙の交換が不充分となっている、b)レンズの周辺部が角膜周辺部を刺激しており分泌物が出て汚れる、などが考えられます。対策は、ケースバイケースで状況にもよりますが、a)はICブレンド(ベースカーブとその外側につづくカーブのつなぎ目)を研磨することで改善することが比較的多く、b)はエッジの浮き上がりを大きくするよう切削・研磨を加えると改善することが多いようです。なお、上記の対応はすべての症例に当てはまるわけではなく、他のデザイン調整方法が合っている場合ももちろんあります。
汚れの場合、これも削る以外の方法なのですが、HCL用研磨剤入りクリーナ(サンクリーン&ウエット)でこすり洗いをするときれいになります。レンズのどの部位を、どの程度削るかどうかは、眼科の先生がお決めになります。